みんなで大家さん問題について我々が学ぶべきことは何か

2025.12.03 | 代表大澤の「不動産プロフェッショナル」講話

代表大澤の「不動産プロフェッショナル」講話 Vol.2

 

この事業には、不動産プロフェッショナルから見ると、大きく「2つの問題」があります。

①10年以上も前から、手元資金で配当機を支払えない程、財務状態が悪かった。
つまり、配当金を支払うには、新たな投資資金を集める必要があった。
既投資家の配当資金を確保するため、新規投資家より、より大きなプロジェクトで投資資金を集め続けた。
開発用地は購入するものの、開発が進んでいないので、売却することも出来ず、
新規投資家の投資資金で配当をするという自転車操業、いわゆる「ポンジスキーム」状態であった。
*ポンジスキームと呼ばれる様になった、「チャールズ・ポンジ」の詐欺師人生については、
「みんなで大家さん」問題の本質を掴めると思いますので、ぜひ、お調べください。

②開発計画に、計画地の4割を占める成田空港関連会社が、抱えている問題を解決すると言う、開発計画では無かった。
土地所有者の抱えている問題解決は、そっちのけで、あくまでも、バラ色開発計画であった。
成田空港の所有地は、飛地もあり、それを各地計画と開発道路計画で、ひとまとめにして、飛地問題を解決、
更には、開発道路に面しているまとまった土地を作り上げる、と言う計画にするべきだった。
そうしていれば、みんなで大家さん側の土地も開発道路に面した土地となり、施設誘致、各種建物開発をしなくとも、
土地の販売により、大きな損害にはならず、投資家の損害も最小限に抑えられたのである。

大澤都市開発も、11月に、不特法:1号・2号許可を取得しました。

当社の開発事業は、大手が買うことが出来ない土地を仕入れて、問題を解決、再販、収益運用しています。
利益率は、再販、収益運用、いずれも、業界平均の200%~300%水準です。

利益が大きいからと言って、配当10%平均とも言われるレッドオーシャン:不動産クラウドファンディング市場に安易に参入はしません。
参入する必要が無いからです。

地域の活性化、地域住民に資する開発事業。
斜陽産業の活性化の不動産開発事業。

こう言った「開発事業を応援してくださる投資家」をメイン顧客として、
当社は、不特法事業に取り組んでいきます。