開発事例

土地開発事業

ゴルフセンター土地活用について

完成までの期間:4年 R2.12購入

仲介業者様からの相談内容

売りたいゴルフ場があります。
開発が難しいようです。
大澤都市開発さんなら何とか出来ると思い、情報提供させて頂きました。

売主面談

債務超過、元本返済していない。金利も遅れがち。しかも、知人に借金もある。
借金もそうだが、社員、スタッフも居り、簡単には廃業できない。
何とか高値で買って欲しい。開発用地よりはゴルフ練習場の引継ぎが望ましいが、そうも言っていられない。

仲金融機関:3行+保証協会

道路が私道、土地全体の傾斜もきつい。ゴルフ練習場としての売上を考えても、我々の残債を完済する金額では売れないと考え、競売手続きに移していない。
我々としても、このゴルフ場売却による回収が出来ないと債券管理をし続ける必要があり困っている。

税金関係各庁

滞納額も膨大になっているが、都度、社長が来られて支払い計画を出してもらっている。
社長が誠意をもって我々に対応しているので競売手続きには移していない。

早く売れれば良いのだが。

売主の解決

売却代金で、

・借金全額完済。
・滞納している税金完納。

これが、ベストだが、不可能であると考えている。
過去に、大手デベロッパ―、ゼネコン等、多くの不動産開発会社が検討したが、
ゴルフ練習場ではさすがに価格が安すぎ、税金関係各庁、金融機関等も渋っている。

出来れば、
知人の借金は全て返してあげたい。

しかし、税金・金融機関の返済が先行となりそれも難しい。

当社が経営しているゴルフスクール会社の取締役に、ゴルフ練習場としての買取価格を試算した。
また、問題の私道の解決についても行政と協議した。

非常にリスクが高いが、私なら出来ないことは無いと判断している。
価格は、ゴルフ練習場ではなく宅地開発用地としての方が〇億〇〇〇万円高く買えます。

また、私道問題解決には1年間かかりますので、その間、当社としても売主社長に借りてもらえば賃料収入となります。
金額については、元本返済・金利返済・公租公課の合計額を超えるのであれば良い。

売主社長としては、
税金は完納、金融機関への借金も大部分を返済でき、金融機関との協議で、残りは長期での返済となり問題は解決できた。
また、1年間営業継続でき、知人の借金も完済でき、頑張って売り上げを上げて備蓄もしたいと思います。

と喜ばれていた。