中小企業経営者のための老後破産回避戦略 その2

2024.05.21 | ブログ 事例紹介

前回のつづきです。経営者が直面する法人税の問題は、利益がなければ発生しないものです。

しかし、不動産に関連する固定資産税は、土地を所有しているだけで課税されます。

たとえその土地が赤字を生み出していても、保有している限り毎年一定の税金を支払う必要があります。

これは経営不振の事業において、赤字と税金の二重の負担をもたらす経済的な問題です。


希望が判断を狂わせる

経営者はしばしば、現在はうまくいっていなくても、将来的には事業が回復するという希望によって、客観的な判断が難しくなります。

特に事業に強い思い入れがある場合、この希望は正しい判断を狂わせる可能性があります。


不動産売却と負債整理

事業用資産は建物、土地、設備、備品、在庫商品などですが、これらの中で最も価値があるのは土地です。
負債が増加すると、経営者は事業を閉じた後も借金が残り、生活が圧迫されるリスクがあります。

多くの経営者は、多額の負債を抱えたまま事業を続けています。


起死回生のチャンスとしての不動産売却

起死回生

倒産すると、経営者の財産は管財人によって管理され、競売などで現金化されます。

しかし、不動産の売却価格は交渉や戦略によって大幅に向上させることが可能です。

経営者にとって、事業用地や自宅の売却は、負債からの脱出と新たなスタートを切るための重要な機会です。

 

次回につづきます。